山梨大学医学域へのご支援・ご寄附について

山梨大学医学域へのご支援・ご寄附について

「新型コロナウイルス感染症緊急対策基金」を立ち上げました。

2020/4/30(木)

「新型コロナウイルス感染症緊急対策基金」を立ち上げました。

新型コロナウイルス感染症緊急対策基金の特設ページ

 

 

発熱外来専用 仮設待合室

山梨大学は、昨年(令和元年)12月から始まった中国湖北省武漢市における新型コロナウイルス感染症の爆発的な増加を示す報道を受けて、本年(令和2年)1月末から本学医学部附属病院の新型コロナウイルス感染症診療への対応の準備を、学長をはじめ、医学部長、病院長のリーダーシップの下に進めてきました。

 

それを元に、その後、ダイヤモンド・プリンセス号の乗客や乗組員に発生した患者の診療受け入れや、山梨県内で発生した患者の積極的な診療を行ってまいりました。

その中で遭遇した、髄膜炎を発症した20代の成人や、0歳の乳児の診療例などは、驚きとともに、全国的なニュースとなったことは、ご承知の方もいらっしゃるかと思います。

 

本学医学部附属病院は、今後も、山梨県内における新型コロナウイルス感染症診療の拠点の1つとして、県内あるいは近隣都県の皆様の健康を守ることに全力を尽くしていきます。

 

 

 

ドライブスルーPCR検査

ただ、最近の報道にもありますように、日本国内の患者数の増加につれて、診療に必要なマスクや防護服、診断・診療機器、医療スタッフやそれを支える人員などの不足が、顕在化してきております。

またこの新型コロナウイルス感染症拡大の状況は、長期化することも示唆されています。

 

ついては、この度、長期的に本学医学部附属病院における新型コロナウイルス感染症診療を持続・拡大させるための検査用薬品をはじめとする医療材料の充足等のため、新型コロナウイルス感染症診療に特化した「新型コロナウィルス感染症緊急対策基金」を設立することとしました。

 

現在、山梨大学医学部附属病院では入院病棟の稼働を縮小のうえ、専用のコロナ感染患者用入院病棟を新たに設置し対応しているところです。

これまでも多くのご支援をいただいており大変感謝しておりますが、現在の状況をご理解いただき、ぜひお力添えを賜りたくお願い申し上げる次第です。

最後に山梨大学は、今後も新型コロナウイルス感染症診療に全力を注いで、 山梨県民、日本国民の健康維持に貢献する所存であることを申し添えておきます。

 

 

学  長
理事(医療担当)・医学部附属病院長
医学部長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「新型コロナウイルス感染症緊急対策基金」に寄附をする

募集期間と使途

 

 

【募集期間】

第1次:2020年5月1日~2020年7月31日

 

【ご協力をお願いする金額】

1口:5,000円

 

【基金の使途】

第1次期間で集まった寄付金は以下の経費の中で即時性を追求し、医学部長が決定し活用いたします。
・専用病棟等、院内環境整備のため経費
・検査用試薬等、感染患者診断用の医療材料購入費
・専用病棟等の支援経費
・コロナ感染防御のため病院運営上必要な経費

・地域医療への貢献に必要な経費

・学生への教育実習に必要な経費

 

なお、基金の活用内容は新型コロナウイルス感染症対策会議に報告することにしています。

 

 

【ご寄附の公表】

新型コロナウイルス感染症緊急対策基金にご寄附いただきました方のお名前、金額を公表させていただきます。

公表の辞退を希望する方は、申込時に公表の辞退をご選択いただきますようお願いいたします。

 

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